・社員募集の採用は先着順
・社員出張はグリーン車利用
・売れ筋3種類の製品に100種以上の商品を製造
・工場からタイムカードをなくした製造業
・ポイントで囲い込みを捨て、接客効率を捨てて大手量販店に勝つカメラ店
・肩書、所属なし組織で高利益率のメーカー
・合併後も用語を統一せず、採用も別々で収益回復
・会社を出たら挨拶不要

いずれも、実際に行って高収益を上げている企業です。

会社を経営していくためには、押さえなければならない基本的な知識や方法論があります。しかし、みんなと同じことをしていたのでは、自社の魅力はなかなか磨かれません。伸びる企業は、常識や王道からは考えられない経営方法で、業績を伸ばしたりします。

市場の変化は激しくなっています。かつて企業30年説がありましたが、いまやその説を信じる経営者はいないと思います。昨日まで当たり前だったことが突然変わってしまうことは、よくある時代です。

カメラがフィルムからデジタルに一気に変わったり、パソコンがタブレットに変わって、携帯がスマートフォンに変わり、それがメガネや腕時計に変わろうとしています。

時代の変化がどんどん激しくなればなるほど、従来どおりの組織やビジネスモデルでは、市場から追い出されてしまうでしょう。

日本企業だと思って入社したら、いつの間にか外資系企業になって、社内会議が英語になってしまったということも、もはや笑い話ではなくなりました。社内で使う言葉も英語ならまだしも、中国語やスペイン語、インドネシア語が中心となるかもしれません。これまで常識だ、合理的だ、効率的だと思っていたことが、必ず「正解」とはいかなくなってしまうでしょう。

こうした時代には、変化に応じた柔軟な発想が必要です。常識を疑い、不正解を解とする非常識・逆張りのマネジメントが求められています。

非常識・逆張り経営の成功者は、どのような判断で非常識・逆張りの発想を得て業績を上げたのか。具体的例とその着眼点をみていきます。