ビジネスは人と人のやりとりが基本。目の前にいる人が何をどう思っているのかがわからないとビジネスは進展しません。言っていることをどこまで信用していいのか。本心なのか嘘なのか。嘘はなくても過信していないか。間違った情報をベースに進めていないかなど、表情や声、身振り手振り、あるいは全体の印象などから判断し、決断せざるを得ないときがあるかもしれません。

心理学では人は同じような状況では似たような行動をとることが知られています。相手の考えに対して否定的であったりする場合は、無意識に腕を組んでいたり、女性の場合、髪の毛に手をやったりする時には、相手の話に興味がないサインだそうです。

一方で同じ条件でも性格や生まれ育った環境によって、まったく違った判断や行動をとる人がいます。

性格は内面的なものですから、ある程度のつきあいがないとわからないものです。

しかし近年は心理学や人相科学などの発達で、より合理的に人の性格や行動パターンを科学的に読み取ることも可能との考えもあるようです。

例えば、顔が丸い人は柔和な印象を受けますが、人相科学では「強さと自信」を周りに示す必要があると感じる傾向があるようです。人の上に立つことが好きなタイプで自分が敷いたレールに他人が従うことは当然だと考える人が多い、とのことです。

また鼻先が上がっている人は一般的に人を信じる傾向が強いそうです。

顔の形や表情だけでなく、持ち物からもその人の性格や思考が判断できるという考え方もあり、もし相手が持っている鞄が硬いものだった場合、信用を重んじる人で、一方ソフトな鞄を持っている人は、発想を重んじる人だそうです。

スーツも人を表すと言われています。スーツは紺、黒、茶系などがありますが、プロジェクトなどで一緒に仕事をするなら、グレーのスーツにストライプのネクタイをしている人がいいかもしれません。なぜならこのタイプの人は協調性を重んじるからだそうです。

またペットも犬派か猫派で変わるそうです。犬派の人は縦型の主従関係を好み、猫派は横社会の自由な関係を好むと言われています。

目の前の人はいったい何を考え、どうしようとしているのか―人の見方、見抜き方について探ってみます。